手焼きと機械焼きのちがい
手焼き炭酸せんべい
手焼きせんべいも機械焼きせんべいも原材料は同じですが焼き型が異なるため食感や風味が少しだけ異なります。
昔ながらの一枚焼きを使用した手焼きせんべいは火にのせた瞬間、周りから一気に水分が抜けるためパリッとした食感で甘さが際立ちます。
また、職人が一枚づつ手焼きをするために1時間で140枚程度しか焼き上げることができません。
手焼きせんべい裏話
せんべい職人が焼き上げる伝統の味
今ではほとんどが機械で焼かれる「炭酸せんべい」ですが、昔は職人が一枚一枚ていねいに、焼き型を使って一日に3000枚もを焼き上げたといいます。「湯の花堂本舗 手焼き炭酸せんべい」は、かつての一枚焼き型を使い、往時のままに職人が焼き上げております。
「手焼き炭酸せんべい」をひっくり返して裏側を見てみてください。真ん中あたりに丸い模様が見えませんか。
これは、さじでネタを落としたときにできる手焼きせんべいならではの模様です。この丸い模様には、それぞれ職人のクセが出るといわれ、この形を見れば、だれが焼いたせんべいかが一目瞭然であったそうです。
一枚一枚の手焼きですので、とても量産はできませんが、職人気質を今に伝える昔ながらの優しい味をお楽しみください。
機械焼き炭酸せんべい
3枚同時に焼き上がる自動焼きせんべいは1時間に4500枚も焼き上げます。焼き型がつながっているために、水分が抜けにくく焼き上がりは手焼きせんべいに比べるとややソフトな口当たり。
ぜひ、湯の花堂内で食べ比べしてみてください。そしてお好みのおせんべいを見つけてください。